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    エクスプレス事業部 「ドライバー派遣が好調」

    2007年2月19日

     
     
     

     グッドウィル(東京都港区)のエクスプレス事業部は驚くべき採用力で6万5600人もの登録ドライバーを確保し、物流・運送会社に戦力を提供している。同社のサービスを活用することでどんなメリットが得られるのか、小林周一事業部長(写真右)に聞いた。
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     小林部長は「現在、エクスプレス事業専門の支店が81か所あり、ほぼ日本全国をカバーしている。今年6月までに、さらに10支店の出店を予定している」と話す。
     365日・24時間対応で、「1日平均2000〜2200人のドライバーを派遣している」とし、「12月の繁忙期には、同3000人で推移した」とも。地域別に見ると「関東近郊でのニーズが高く、6割を占めている」という。
     派遣料金は、地域によって差はあるが、2トン車は9時間で1万5000円程度。「賞与や福利厚生、各種社会保険にかかる費用がカットできる。一人あたりにかかるトータルの費用で見れば、むしろコスト削減につながる」と説明する。
     また、「求人難のいま、年間で何百万円と採用費をかけている企業も多い。派遣を利用することで、そのコストが浮くと考えれば、メリットは大きいはず」と強調する。
     なお、現在増えているのが「傭車の代わり」という活用方法で、小林部長は「派遣ドライバーを活用すれば、自社車両の稼働率が高められ、傭車を頼む必要がなくなる」とアピールする。
     同社の強みはスタッフの採用力で、月間で実に2000人もの新規スタッフの登録があるという。営業企画部販売促進課の深澤智史課長代理(同左)は、その要因を「テレビCMの効果によるブランドイメージの向上」とした上で、「全国展開する競合他社が存在しないことも、人員確保につながっている」と付け加える。
     ドライバー派遣を取り巻く環境について、小林部長は「派遣を『使わない』という考えから、『使わざるを得ない』という状況になっていると感じる」と説明。特にこの動きは大手運送会社に顕著で、宅配や路線を中心に利用企業数も増えつつあるという。
     教育研修にも力を入れており、「ご利用いただいた企業様からは、『がんばる人が多い』と、スタッフの質を評価されている。採用時の選別を厳しく行うことで、優秀な人材の確保に努めている」という。
     また、スタッフの教育は同社と派遣先企業が一体となって行うのがポリシーで、たとえば「繁忙期があらかじめ決まっている場合は、その少し前からスタッフを派遣するスケジュールを組み、職場や仕事内容に慣れておくようにする」などの効果的な提案も行うという。
     事故等のリスクについても、「万が一の場合の補償プランを各種用意している」と万全の体制。もちろん、中型免許制度の施行もすでに視野に入れており、「影響が出てくるのは5〜6年後だろう。それに備え、免許取得支援制度なども検討していく」と小林部長。
     深澤課長代理は「全都道府県への出店を目指している。ネットワークの拡大を進め、あらゆるニーズに応えていきたい」と意欲を見せる。
     小林部長も「ドライバー派遣のパイオニアとして、ノウハウを充分に蓄積してきた。良質なドライバーを多数確保しているので、人手不足にお悩みの方は一度ご相談を」と語る。
     問い合わせは、電話0120(55)9101、同社カスタマーセンターまで。
                               (07/02/19)

     
     
     
     
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