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製品・IT
テレニシとスマートドライブ 安全運転などテーマにWebセミナー
2021年11月30日
総合クラウド点呼システム「IT点呼キーパー」を提供するテレニシ(辻野秀信社長、大阪市中央区)は11月25日、スマートドライブ(北川烈社長、東京都千代田区)と合同で「企業が取り組むべきアルコールチェックと安全運転の重要性」をテーマにWebセミナーを開催。
テレニシの法人事業本部一部の吉田寛之課長のあいさつの後、スマートドライブの山崎凌氏が「Smart Driveで始める、事故削減と安全運転推進」をテーマに講演。営業や配送・運送の車両を、Webやスマホでリアルタイムに管理する同システムは、600社3万台以上に採用されている。
山崎氏は「今年7月の飲酒運転事故で『白ナンバー』の業務車両にもアルコール検査が義務化になる」としたうえで、事故常習者は違反常習者と相関関係があること、安全運転を阻害する要因などを解説。そのうえで、Smart Driveのデバイスで得られる情報の詳細や年2回の「全国安全運転イベント」などを紹介し、「Smart Driveは運転者が自発的に安全運転を意識し、管理者がメリハリをつけて必要な安全運転推進に注力できるように5つのステップで支援する。皆様の安全を守るお手伝いができれば」と締めくくった。
続いて、テレニシ法人事業本部一部の北倉健司氏が「ちょっと待って! 飲酒運転! システムを用いたアルコールチェックの重要性」をテーマに講演。緑ナンバーと白ナンバーの違いやアルコール検知器の正しい使い方を解説した上で、IT点呼キーパーの特長などを、映像を用いて説明した。IT点呼キーパーでは、アルコールに反応した際に指定ユーザーに通知し、乗務判断が即座に可能となっているので、虚偽申告防止に役立つと好評となっている。
同システムの導入実績は2021年5月時点で3500拠点を突破した。セミナー中には、緑・白ナンバー両方を所持する茨城県の建築・産廃物処理・運送業の事業者での導入事例などが紹介された。北倉氏は最後に「トラックによる飲酒運転事故はまだまだゼロになっていない。IT点呼キーパーでは、簡単操作でアルコールチェックを行っていただけることとデータの一元管理、アップデート時の費用不要が特長。企業の業務効率向上と、ドライバーの安全確保のお力になれれば」と締めくくった。
◎関連リンク→ テレニシ株式会社
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