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    インターフェイスロジテム 最低賃金問題を給与システムで解決

    2010年11月18日

     
     
     

     未払い残業代や最低賃金の問題が全国各地で話題となるなか、「ドライバーとはきちんと話がついているが、法的にクリアできていない」と頭を抱える経営者に朗報だ。現状の給与のままで、残業代や最低賃金の問題をクリアできる画期的なシステムが誕生した。
     インターフェイスロジテム(神奈川県相模原市)が開発した「TRAFFICS2勤怠・給与」だ。システム開発チームの清水明子氏に話を聞いた。
     総支給額を変えずに適正な割増賃金を算出できるという同システムは、矢崎デジタコ用運行管理システム「TRAFFICS2」を利用する運送事業者向けに開発されたもの。


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     デジタコから取得した運行データを基に、各種手当から時間外、深夜・休日などの割増賃金を逆算し、法定額に満たない場合は総支給額を変えずに基本給や手当を再計算する。これで給与台帳上の問題がクリアでき、複雑な時間管理や手当計算が不要となる。
     例えば基本給20万円、運行手当6万356円で総支給額26万356円の場合、逆算して基本給を減額すると、基本給14万8785円、残業手当7万3656円、深夜手当1万1322円、休日手当2万6593円となり、割増賃金と最低賃金の両方をクリア。給与台帳上だけでの変更のため、ドライバーが受け取る額に変わりはない。
     「もちろん、不足している分を支払うことがベストだが、『払えるものなら、払っている』という運送会社の声は想像以上に大きかった」とし、「ドライバーも含めて会社を守るためにも、この機能は有効に活用されると考えている」。なお、同社では神奈川労働局にも出向き、「労基法上、問題ないことを確認している」。
     また、逆算シミュレーション機能も搭載しており、現状の歩合給や変動給から割増賃金を算出できる。画面の右上に「割増賃金OK」「最低賃金OK」と表示され、法的にクリアできているか瞬時に判定する。NGが出た場合も、適正な額に補正する機能も備えている。
     月給、日給月給、日給、時給、年俸といった給与制が登録可能で、とくに日給月給制は最大3種類設定でき、ドライバー用、倉庫作業員用、事務員用といった使い分けができる。また、運行形態や職種の違いで手当の種類が異なる場合でも、別々の手当計算や給与明細書の作成が可能。
     システムの価格は、1ライセンス100万円。営業部の鈴木利明氏は、「割増賃金で悩まれている企業でシミュレーションしてみると、それほど大きな問題ではなかったというケースもある」とし、「市販されている給与計算ソフトと比べ、運送事業者向けに特化したものとして、手前味噌だが、『よくできている』と考えている。ぜひ、導入していただきたい」と語る。
     なお、同社ではこのシステムの実用新案への登録を検討しているという。
    ◎関連リンク→ 株式会社インターフェイスロジテム

     
     
     
     
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