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    森松産業 「物流品質研究会」が盛況

    2011年1月21日

     
     
     

     衝撃検知シール「ショックウォッチ」など品質改善ツールを販売する森松産業(横浜市鶴見区)では、「物流品質研究会」を運営している。「日本から物流品質クレームをなくしたい」との経営理念を掲げる同社が年に4回開いている同会には、荷主や物流事業者、メーカー関係者など、物流品質の向上に関心のある有志が多数参加している。
     事務局を務める同社の森松長照主任(写真)は、「荷物事故によるコストアップに頭を抱える担当者は多いが、リーマン・ショック後の景気低迷で、よりその重要性が見直されている」と説明。「運賃をカットするよりも、輸送中の事故を減らす方が断然、コスト削減につながる。その即効性に気付かれる荷主が増えた。当社への問い合わせも3倍に急増している」とも。


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     同会では、品質改善のスペシャリストによる講演や物流コンサルの改善事例紹介など、「自社ですぐに活用頂ける情報を公開している」という。昨年11月の開催で5回目となったが、定員60人の枠が募集開始直後には満席に。「スタート時は20人ほどだったが、趣旨に賛同し、リピーターになって頂けるケースが多い」。講座終了後には交流会が開かれ、「ビールを飲みながら、競合企業の担当者と意見を交わす風景がよく見られる。同業者の取り組みを直接、その担当者から聞ける機会は滅多にないはず」。
     参加費は無料だが、驚くのは「一般的な物流セミナーと一線を画し、当社が扱う製品の売り込みを目的としていない」という。「正直、コストはかかり、当社の売り上げが上がるわけでもないが、『品質改善なら森松産業』とのイメージを構築できれば良い」。
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     次回の開催は2月の予定だが、すでに空き枠は少ないという。「参加された方すべてにメリットがある研究会。『物流品質の向上こそがコスト削減』と考えられる方に参加して頂きたい」と語る。詳細は、同社が運営する「破損トラブル解決ドットコム」で紹介している。
    ◎関連リンク→ 森松産業株式会社

     
     
     
     
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