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    森山鉄工 折りたたみ式台車「MTカートウィング」発売

    2012年3月15日

     
     
     

     森山鉄工(石川県加賀市)はこのほど、折りたたみ式台車「MTカートウィング」を発売。「取っ手を倒すだけ」の台車が多い中、同製品は、衛生面や安全性、機能性を考えて誕生した「三つ折構造」の最新型台車だ。
     ワンタッチで簡単に設置でき、折り畳むと250mm×750mmというコンパクトサイズになる。また、収納時にはキャスターが内蔵される仕組みで、荷台を汚す心配もない。森山清次社長は、「食品関係の事業者にも、安心してお使いいただける」と胸を張る。
     「キャスターが外に出ていると、衛生的に問題がある」という事業者の声を聞き、何とか応える術はないかと開発に着手。同社長は、「三つ折タイプという構想はすぐにできたが、それを形にするまでが大変だった」と振り返る。軽さと強度を両立するために「金属にこだわらず、アルミや木、樹脂など、さまざまな材質をテストした」末に、2年がかりで完成にこぎつけたという。


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     見た目にもこだわっている。その表れが、赤、青、黄、緑、黒、5色のカラーリングだ。「滑り止め材を探している時に、カラーゴムをネットで見つけて『これは面白い。ユーザーは喜んでくれるんじゃないか』と直感した」と同社長。営業担当の村井香澄氏は、「会社のカラーや用途に合わせて選べるため、高い評価を頂いている」と付け加える。
     一般的に、ビルなどへ荷物を搬入する際は業者専用のエレベーターしか使えないが、同製品であれば「帰りは普通のエレベーターが使え、作業が楽になる」という意見もあるという。もちろん、見た目だけでなく、耐摩耗性・耐老化性に優れた丈夫なゴムを使っている。
     標準タイプは、本体重量5.3kg、最大積載重量は150kg。価格は3万3000円から4万5000円。キャスターは用途や使用する場所に合わせてエアー、メッキ、ステンレスから選べ、それぞれブレーキの有無も選択できる。
     板金加工業からスタートし、「いつかメーカーになりたい」という社長の想いを実現し、現在の業態になった同社。ユーザーの意見を反映し、すぐに製品に反映させるのがポリシーだ。実際に昨年のトラックショーで同製品を展示した際に、「もう少し重くても良いから、プロ仕様のものを」という物流事業者の声を受け、即座に開発に着手。自重8kg、耐荷重200kgの頑丈なタイプを今月中には発売する予定だ。
     現在は、販売会社を通じてカタログを配布するなど、製品の周知に努めている最中。「海外から来た安い台車もたくさんある中で、いかに違いを出していくか。付加価値をつけた製品をお届けすることで、日本のものづくりの生き残りをかけていきたい」と話す。
    ◎関連リンク→ 株式会社森山鉄工

     
     
     
     
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