Now Loading...
 
  • 製品・IT

    中西金属工業「楽倉棚」 在庫管理を一度に

    2013年7月30日

     
     
     

     中西金属工業(大阪市北区)では、世界初の循環式ミニ自動倉庫「楽倉棚」を販売している。輸送事業部新規事業室の佐野朗主事は「自動倉庫でもなく、固定棚でもない、新たな商品」と話す。
     収納容量は大箱20箱、中箱40箱と大量の収納が可能。取り付け工事も不要で、キャスターで移動できるので場所を選ばずに使用できる。コンセントも家庭用の電源100Vに対応している。
     「自動倉庫は通常、据え付けで費用も掛かる。また、従来の固定棚では高い場所の商品は脚立などを使用して集めなければいけないが、同製品はシステムが中で仕分け箱を探して取り出し口まで持ってきてくれる。作業効率向上と高所作業のリスクをなくすことができる」と説明する。


    nakanishitana.jpg
     最小限の動力で効率よく商品を運び出せるように、昇降リフトにはチェーンを使用せずパラシュートなどで使用する丈夫な糸を採用。重さも20キログラムまで対応。「糸を採用したことでランニングコストを抑えるようにしている」と話す。
     在庫管理はタブレット端末を使用しており、在庫管理システム「NKーCLIPSミニ」もついている。エクセルデータの移行や引き当て処理(在庫情報、生産スケジュール)ができる。1端末で同製品を5つまで連携可能。
     同事業部の野添浩章氏は「タブレット端末でピッキング作業の効率化と在庫管理が同時に行える」と話す。佐野主事は「様々な用途に使えるようにバリエーションも豊富にしている」と話す。
    ◎関連リンク→ 中西金属工業株式会社

     
     
     
     
  •  
  •  
  • 「製品・IT」の 月別記事一覧

     
  • 製品・IT」の新着記事

  • 物流メルマガ

    ご登録受付中 (無料)

    毎週火曜に最新ニュースをお届け!!

    ≫ メルマガ配信先の変更・解除はこちら