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    マルイチ 自社ブランド「物流魂」スタート

    2013年12月16日

     
     
     

     マルイチ(神奈川県厚木市)は、ラッシングベルトやロールマット、緩衝材、養生板などの資材を取り扱い、40年以上にわたり物流業界に特化したビジネスを展開してきた。
     同社の売りは「アフターケアの充実」。常務の兵頭一孝氏によると、「売りっぱなしではなく、修理まで手がけるのが当社の特徴。良い物を長く使って欲しいというのが基本スタンス」。消耗品として扱われることの多いラッシングベルトやロールマットの巻き直し(リフォーム)も手掛けているという。
     資材類は消耗品のため「安い物を」という要望になりがちだが、「それよりも『使っていて困らない物』を提供することに注力している」と語る。価格だけの提案ではなく、「安心できる」商品として、キトー製品をはじめとする国産品を中心に提案しているという。


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     商品の考え方も独特だ。「消耗品としてひとくくりに考えるのではなく、耐用年数ごとにカテゴリ分けをはじめた」。10年以上使えるレバーブロックやハンドリフトをSランク、5〜10年のロールマットをAランクなどと4段階に分類。補修しながら耐用年数まで長く使う道筋を提案していく。「このカテゴリ分けで、顧客は仕入れを中長期的な視点で考えることができる」という。
     「顧客第一主義」を掲げ、地域密着のビジネススタイルで展開してきた同社では、さらなる拡販をめざし、自社ブランド「物流魂」をスタートさせた。印象的なキャッチコピーについて「国産、高品質にこだわる『日本人の精神』といった思いを込めた」と説明する。
     ブランドのメーンとなるのは、間仕切りやキャスターストッパー、ロールマットなどオリジナル製品が中心。商品開発には特に力を入れており、なかでも厚さ4cmの輸送用緩衝材「ロジボード」は、表面をくり抜くことで同3cmの製品と同等のコストに抑えることに成功。「他社製品と比べて数百円は違う。業界最安値を実現できたはず」と胸を張る。また、「200枚からの発注で、中央部分に社名などを入れることができる」。
     1000社を超える物流事業者と取引があるという同社。「高品質ゆえに価格も高いと思われがちだが、長年の企業努力や実績で、純国産・高品質にこだわりつつも、お求めやすい価格で優れた製品をお届けしている」と自負。「今後も、顧客が安心できる商品を提供していきたい」と意気込む。
    ◎関連リンク→ 株式会社マルイチ

     
     
     
     
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