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    ナビタイムジャパン 動態管理ソリューションを提供

    2014年1月13日

     
     
     

     ナビタイムジャパン(東京都港区)は、スマホを活用した運行支援サービス「ビジネスナビタイム動態管理ソリューション」を展開。PCとスマホがあれば利用できるクラウド型のサービスで、配車計画やリアルタイムでの位置情報管理、カーナビなどの機能をワンストップで提供する。
     ドラッグアンドドロップで訪問先リストを割り当てられる「簡易配車」機能で、配車マンの負担を軽減。他社製の自動配車システムとの連携も可能だ。北澤隆幸リーダー(写真右)は、「一度に40人までのドライバーへ訪問先を均等に割り当てる『簡易自動配車』機能も高い評価を頂いている。割り当てた後に、ドラッグアンドドロップで微調整も可能」と付け加える。ユーザーからは「配送作業の平準化が図れ、ドライバー教育のコストが削減できた」という声が届いているという。また、「配送状況をリアルタイムで把握できるため、荷主からの問い合わせに対応するための電話のやりとりが大幅に減った」という評価も。


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     動態管理機能についてビジネスナビタイム事業責任者の寺岡裕喜部長(同左)は、「精度の高い到着予想時刻を算出できるのが最大の特長」と胸を張る。「一般的なシステムではVICSに頼った渋滞情報が表示されるが、当社では走行ログをもとにした独自のビッグデータを活用しているため、主要幹線道路だけではなく、細い裏道にも対応しており、あらゆる道路について情報が取得できるのが強み」。
     北澤氏も、「30分圏内の移動であれば、90%程度が誤差5分以内に収まる」と自信を見せ、「なかには、『この機能だけでも欲しい』というユーザーもいる。2月の大雪以降、引き合いが急増している」と話す。
     同社では今夏に新たな通知機能を追加。「接近通知」は、到着予想時刻が近くなると、配送先に自動でメールを送信するというもの。通知時間は、5〜20分前の間で任意に設定できる。同部長は、「ネットスーパーなどの宅配や、医療・介護のお迎えなど、BtoBtoCでの活用を想定している」と説明。「宅配の時間指定は2〜3時間での区切りが一般的だが、より正確な時間を通知することで、顧客満足を高めることができる」とし、「配達側にとっても『在宅率が上がる』として好評」だという。
     北澤氏は、「到着に対する受け入れ準備など、物流拠点間での活用も可能で、荷待ち時間削減に活用できるのではないか」と展望する。同機能はオプションで月額2万円から。
     「遅延通知」は、管理者向けの機能で、移動データの分析による到着遅延見込みだけでなく、スマホから送信されるドライバーのステータス報告の有無による作業遅れや出発遅延見込みにも対応。管理者にメールが送信され、「事態が深刻化するのを防ぐことができる」。
     同機能はユーザーの要望から生まれた機能で、休憩時の寝過ごし防止などにも使える。標準機能として提供し、追加費用はかからない。
     北澤氏は、「運転日報の出力に関しても、これまでは一律のフォーマットだったが、ユーザーごとのカスタマイズを可能にし、改良を続けている。ぜひ、活用頂きたい」と語る。
    ◎関連リンク→ 株式会社ナビタイムジャパン

     
     
     
     
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