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    インクリメントP 「MapFanSDK」バージョンアップ

    2015年4月17日

     
     
     

     インクリメントPは、オンライン地図アプリ開発キット「MapFanSDK」をバージョンアップした。
     昨年10月に提供を開始した同製品は、iOSとAndroidに対応。端末に地図データをダウンロードして使うことができるのが特徴だ。電波が届かないところでも確実に地図を表示でき、ルートを引くなど地図関連の作業を行うことができる。
     また、電波を必要としないため、通信回線契約をせずに使用できる。地図は年に12回更新され、常に最新の地図をオフラインで使える。第二企画グループの豊田俊作マネジャーは、「物流業界では、通信費用の削減という部分でメリットを感じていただいている」と話す。


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     今回のバージョンアップでは、地図データを都道府県単位で使うことが可能になった。同氏は、「すべての機能を入れると容量が非常に大きかったが、『東京だけ』『東京と神奈川だけ』というように地域を分割可能にしたことで、容量が大幅に削減され、ダウンロード速度も早くなった」と説明する。
     さらに、任意のアイコン画像や図形などを地図上に描画する際の速度パフォーマンスも大幅に向上。また、iOS8やiPhone6、同6Plusなど最新端末にも対応した。
     あわせて、法人向け地図API「MapFan API」もバージョンアップ。地図をウェブサイトやシステムに組み込める同APIは、運行管理やリアルタイムでの動態管理などの用途に活用でき、低コストを売りにユーザーを拡大。地図の商用印刷を簡単に行えるオプションも用意している。
     検索機能も強化。新たに加わった「ルート検索」の機能では、出発・目的地点のほか、経由地点を30か所まで設定することができ、配送計画の立案に活用することが可能だ。
     また、同APIは、用途に合わせた地図デザインを選べるのが特徴だが、今回のバージョンアップでは「道路強調マップ」を追加。「初めてそのルートを走るドライバーが見やすいように」と道路を強調したデザインで、「今後も業態ごとに最適化したデザインを採り入れていきたい」としている。
     豊田氏は、「まだまだ機能を追加する余地がある。要望があればさらに強化していきたい」としている。
    ◎関連リンク→ インクリメントP株式会社

     
     
     
     
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