「そうじを通してよりよい人生、社会をつくること」を目的に設立された日本そうじ協会が主催する「掃除大賞２０１６」の発表会が２月２４日に開かれ、今年度の文部科学大臣賞には、傳來工房（京都市）が選出された。
　イノベーション賞には、架装メーカーのいそのボデー（山形市）が受賞。従来から徹底している３Ｓ（整理・整頓・清掃）・改善活動に加え、「設計レス」「スキルレス」「シャーシレス」に社員一丸となって取り組んだことが評価された。プレゼンでは森谷健司常務と大坪武司常務が登壇し、自社での取り組みを発表した。

　表彰式で森谷常務は、「これからますます活動を進化させ、早速、明日から新たな取り組みに挑戦していきたい」と語った。昨年の同イベントで経済産業大臣賞を受賞するなど、「整理整頓の文化」が定着している同社では、工場はショールーム化され、「工場が最大のセールスマン」になっているという。
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