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製品・IT
K2ビデオファクトリー 会社PRに動画をプラス
2016年9月26日
これまで対外的な広報活動が遅れているとされてきたトラック運送業でも近年、会社のPRとしてホームページやSNSなどといった独自のツールで、荷主企業やエンドユーザーに訴えかける動きが広まっている。最近では入社前に会社を知るため、社員の家族がホームページを確認するというケースも増え、そんな場合に、ホームページや写真だけではなかなか伝わらない会社の雰囲気などを、効果的に伝えられるのが映像の強みとされる。
映像クリエイト企業であるK2ビデオファクトリー(川端健支社長、滋賀県大津市)は、企業のイメージビデオを手がけている。川端社長は、トラック運送事業者に対し、「インターネットが主流の時代に、ホームページだけでなく動画をプラスした会社PRをぜひすすめたい」と話している。
社名にある「K2」とは世界第2位の高さを誇る山の名前で、もっとも登頂困難とされている。そんな山のように、「映像業界で一番難しいところを目指す」という目標を掲げている。川端社長は自分自身を「感動系情熱映像クリエイター」と位置づけ幅広く活動。同社がこれまで多く手がけてきたのは、結婚式などで流れるオープニング映像やエンドロールなどだ。特に、当日の様子を式と同時進行で映像にまとめ、式の最後に流すスタイルが参列者などから好評だという。
また、これまでテレビ局やCM制作会社などに勤務し、映像にかかわるあらゆる技術を身につけた。約5年前に独立し、現在の会社が法人化してから約3年目となる。最近では会社設立○○周年記念の映像や、会社紹介VTRなどを制作。その他にも、異業種交流会のメンバー企業の紹介動画なども手がけている。
映像の重要性については、「写真よりも映像のほうが伝わりやすい要素がある。動画をホームページに掲載することで、検索エンジンの上位に表示されることもある。同じような規模、同じような事業展開の2社から顧客がどちらかを選ぶ際に、映像の有無が決め手となる場合も多い」と話す。
また、同社の強みについて「当社で撮影、編集からナレーションまですべてワンストップで完了するため、他社に比べ低料金で映像が完成する」と自信を見せる。同社では家庭に眠っているVHSなど、今ではほとんど見られなくなったメディアをDVDなどに編集する作業も行っており、地域の人々に好評を得ている。「地域での活動はもちろん、近畿一円をターゲットに、企業向けのビデオ制作も広く展開していく」と話している。
川端社長は「現代は、自分たちで何でも発信できる時代。トラック運送事業者の方にも、会社を広く積極的にPRし、広報活動を行っていただきたい」と話した。
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