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製品・IT
アールアンドピー カメラ装着でフォークリフト事故防ぐ
2018年9月26日
アールアンドピー(大阪府大東市)では、フォークリフトに爪部分のカメラ(無線式カメラ)とバックカメラの装着を推奨している。山下満社長は「倉庫におけるフォークリフトのオペレーターは、アルバイトを採用することも多く、作業に不安を覚えるケースが見受けられる。オプションで、ドライブレコーダーとの連動も可能で、常時録画し構内安全管理や技術指導などに役立てていただければ」と話す。
カメラの映像が確認できるモニターは、無線でもほぼ遅延なく、作業の際も安心。無線式カメラシステムで使用の防水バッテリーケースは取り付け・取り外しが簡単で、現場の効率改善と安全性向上に寄与している。同システムのモバイルバッテリーは使用量にもよるが、約36時間継続使用が可能。小型の特殊車両については、300g以下の小型防水バッテリーケースもラインナップされている(バッテリー稼働時間は約12時間)。
フォークリフトでは、自分の目線よりも高く爪が上がった場合に上の様子が把握しにくく、荷物の破損や落下の危険性が格段に上がる。特に、高所からの落下事故は、物損だけでなく真下の人的被害などの危険も増す。カメラ導入により、前方に設置したモニターでツメ先の様子を確認できるので、高い位置の荷物を取る際も正確な位置を安全に把握できる。
フォークリフト以外でも、パッカー車など特殊車両の場合は、「カメラの使用台数に合わせて最大4画面にできるカメラシステムがおすすめ」と山下社長。カメラは、付属の強力マグネット装着により取り付け場所を自在にカスタマイズ可能。「使用する環境・車種に合わせて有線・無線、カメラの種類などを自由に選んでいただける。後方・側方視野を確保し、シーンを選ばず安全を確保できる」。
ドライブレコーダーとの連動に関しては、RCA端子に対応していればメーカーを選ばずに連動可能。「事故防止を目的とした先行投資として導入していただければ」と話した。
同社のホームページでは、フォークリフトの無線カメラやドライブレコーダー連動の映像などをYouTubeの動画で確認できる。
◎関連リンク→ アールアンドピー株式会社
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