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    ナスタ 福岡市で実証実験スタート、宅配ボックス「スマポ」

    2018年12月13日

     
     
     

    ナスタ(笹川順平社長、東京都港区)は「宅配クライシスを解決するスマートなポスト」として宅配ボックス「スマポ」を販売している。宅配クライシスとは再配達問題とも言えるものでなぜ、同社がこの問題に取り組むことになったのか。

    「きっかけは、Amazonからの相談でした」とコンシューマー事業部の宮本仙葉氏は言う。同社では40年前から集合住宅向けの集合郵便受けを製造しており、そのシェア率では業界トップを誇る。20年前からは集合住宅向け宅配ボックスの製造も手掛けるようになった。新築マンションでは宅配ボックスが標準装備となっていく中、EC市場の拡大によりメール便も急増。だが、既存の郵便受けでは間口が狭いため投函の配達が出来ず、約65%が再配達となっていた。そこでトップシェアを誇る同社に「大型間口のポストを作れないか」と相談があった。そして2014年、同社とAmazon、日本郵便の3社による共同プロジェクトが始まった。

    大型間口にしつつも、逆止弁を設置して中の荷物が出せないようにした。コストを抑えるため総ステンレス製から側面を強化プラスチックに変え、販売価格を抑えた。しかし、これだけでは再配達問題は解決しない。宅配ボックスが未設置の既存住宅では、依然として再配達が起こり得る状況だ。

    そこで同社が開発したのが「スマポ」である。メカ式タイプで、コンピューター式と違って電気を必要としない。電気工事が不要なため、既存住宅でも簡単に設置でき、ランニングコストもかからない。

    11月からは福岡県福岡市で「スマポ」の実証実験を行い、受け取り手の再配達ストレスの軽減度を調査している。再配達問題の解消には、受け取り手の意識改革も不可欠だ。実験では、受け取り手側のメリットを全面に打ち出して便利さを認識してもらう。

    同社では「一家に1台」普及をめざして、今後も宅配クライシスの解消に挑んでいく。

    ◎関連リンク→ 株式会社ナスタ

     
     
     
     
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