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    村田機械 日本電気 『次世代ロジスティクス・ソリューションの共同研究』

    2004年5月6日

     
     
     

    村田機械と日本電気(NEC)は6日、RFID(無線ICタグ)を活用した『次世代ロジスティクス・ソリューションの共同研究』を開始することで基本合意した。
     村田機械が有する自動倉庫などの物流機器を核とするロジスティクス・システムに関するノウハウと、NECのSCEMやERPなどの情報システムを核とするIT・ネットワークシステム構築や情報端末に関するノウハウなど、両社の強みを結集した研究活動を推進する。SCEMとは、サプライヤーから物流業者、カスタマーまでの各プレイヤーで発生したイベント(オーダ発生・変更、入出庫発生、安全在庫切れなど)をサプライチェーン全体で管理し、変化に対して柔軟的なマネジメントを可能にするためのコンセプト。
     また、倉庫や配送現場、店舗での検品作業や会計処理の効率化、受発注・出荷・在庫情報管理など企業内ロジスティクス業務でのリアルタイム活用といった、RFIDを活用した実用性の高い『次世代ロジスティックス・ソリューション』を開発し、SCMを強化するビジネスモデルを提案する。
     共同研究は、昨年3月18日付発表の『村田機械とNECとのロジスティクス・ソリューション分野での業務提携』の一環として実施されるもの。

     
     
     
     
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