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物流ニュース
働き方改革 しわ寄せは下請けに…
2020年3月6日
働き方改革が2019年4月にスタートして以来、大企業では効率的な働き方が進んでいるが、それは中小・零細企業へのシワ寄せとなっているとの声を聞く。荷主企業が物流現場の実情を知らないということも少なくない。また、知っていても、あえて「見ないふり」をしているケースもあるという。働き方改革が「下請けいじめ」に発展しているという事実は、どの程度あるのだろうか。
中小企業庁が出している「下請Gメンヒアリング及び下請法指導事例について」では現在、120人体制で全国4000件を超える中小企業へのヒアリングを実施している。働き方改革がスタートした2019年4月以降でも、運送事業者の意見として「物流子会社を持っている飲料メーカーは業界や行政の働きを理解しており、人件費高騰による値上げ交渉については話がはやい。一方で、この動きを知らないメーカーには当社から説明した上で交渉している」という。
また、「親事業者は自主行動計画取り組み事業者のうちの一社だが、付帯業務料や待機時間料などが基本契約書に明記されていない」という運送事業者もいた。経産省と厚労省は先月6日に「働き方改革対応合同チーム」を発足させ、下請けに対するシワ寄せ対策を徹底させていくという。
公正取引委員会の違反事例でも2019年度上半期以降で「運送業務を下請け事業者に委託している運送会社A社(東京都)は下請け事業者に対し、委託する付帯作業(荷積み荷下ろし・養生・横持ちなど)の内容を明らかにせず、下請け代金の額について十分な協議を行わないまま委託し、付帯業務を行わせていた」という。公正取引委員会では「下請法が禁止する買い叩き及び不当な経済上の利益の提供要請に該当する恐れがあるとともに、下請け事業者の働き方改革を妨げる」と指摘している。
また、「元請けB社(東京都)は下請け事業者が指定された時刻に指定場所に到着したものの、下請け事業者の責めに帰すべき理由なく待機を余儀なくさせたが、その待ち時間について必要な費用を負担しなかった」という。公取委は「下請法が禁止する不当な給付内容の変更及び不当なやり直しに該当するおそれがある」とし、これも「下請け事業者の働き方改革を妨げるもの」とした。
今回、提示された事例は、どれも働き方改革がスタートした2019年4月以降の事例となっている。
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物流メルマガ
うちのありがたい親会社は、手積み手下ろしの仕事だけ、うちに回してくれます。しかも、しっかり20%抜いて払ってくれるので、感謝してもしきれません。おかげで、うちのドライバーはジムに通っていないのにみんな腹筋が割れています。
中小の荷主様なら意外と親身ですが、大手の荷主とかは必ず運送屋なんて……と底辺扱い、働き方改革でウチはこうするから、お前達がばれない様に泥をかぶって働け、こんな意識なんだから良くなるはずがない。机上の空論、こんなんで人が集まる訳ないですね、口では大層なお題目ですが腹の中は真っ黒、信用したら本当に体も家族も壊します。
今まで 何万時間分 搾取されたかと……物流業界は 怖い
うわべだけの元請 下請けは本当に大変です 九州トヨタとか納品とかの物流関係は他人任せ
でもジャストインタイム厳守で。
物流、運送業は社会に必要なインフラ、物流なしに社会経済は成り立たちません 適正な運賃とは、健全な社会経済とは、なかなか複雑な課題が、存在していますが、要は物流運送業の主役、苦しい辛い思いをしているのは現場です。
大手飲料メーカー関東~中京をトレーラーで60000円です。
往復下道ですけど。
何の罰ゲームですか?
走れ走れ詐欺ですね
安受けしすぎ、だから荷主は即け上がる
楽○さん、ゆるして、配送料無料また、シワよせ、来る〜
トラクターさんご苦労様です。全線ベタは大変、ルートは国1か246,特にトレーラーは、どちらのルートも沼津からきつい、総合的に下を走ると高速代が節約出来ますが、ドライバーさんの負担及び運行時間、車輌に対するランニングコスト(ギヤ、クラッチ、ブレーキ、タイヤ、燃費、その他環境に対するもの)考えると、車輌事故、貨物事故、延着なども含め高速を使った方が長い期間を考えると高速の方がメリットがあると私は思います。430も含め運行計画が、ドライバーさんと会社もいろんな面で負担が軽減されます。決して楽をする為に高速を使うなではなく、トータルで見ると(発着地にもよりますが)高速を有効的に使うべきと思います。
本当に国がやる気があるなら、働き方改革で地場以外でのベタでの走行は軒並みアウトになるでしょうね。土木関連のように下請けの違反も荷主側の違反になるようにしてもらえれば、下請け側もどうどうと高速代を請求出来るようになります。給与は兎も角、まずはドライバーの負担軽減に繋がるよう国には期待したいです。
日本は法治国家である
法律を定めない限り、机上の空論である
法的整備を進めない限り、いくら論議しても無駄です
法的整備を進めてくれる政党に投票しましょう! さあ選挙に行こう!
物流業界数十万人の力を示しましょう!
投票という権力を行使しましょう!
上もぴーちくパーちく言わないで選挙で力を行使しましょう!
民主主義国家日本
自由主義国家日本
大日本帝国万歳!
自分は右よりではないがこの方の言うことは正しいと思う。
日本の労働力人口は6500万、物流業に従事してるのは254万人もいて、4%が物流関係者。
同級生100人いたら4人は運送関係ってくらい多いなら、選挙で1人や2人は当選させられると思う。
国会で我々の惨状を代弁してもらえば、もう少しまともな業界になるのではないか。
アメリカは全国的に3*.000です。ユニオン 上納あるかぎり イビリは永久欠番とはいきません。欲望の獣ですよ!人間は-
距離運賃は地図をコンパスで…曲がりは運賃反映なし…元請はビルが立つ❗
運送業界で働いたことはありませんが、荷物の積み下ろしの待機時間は、報酬無しなのでしょうか?
指定された場所に到着したら、積み下ろし開始まで最低でも1時間6000円以上は荷主様に支払って貰わないとビジネスとしては成り立たないと思います。
もちろん、反対に悪天候や事故渋滞で到着が遅れることもあるでしょうから、現状としては難しいのでしょうが。
罰則を設けた法整備を行うことから始めないと何も変わらないでしょうね。
残念ながら、コミコミですね。
昨年、待機時間や付帯作業の料金ももらえるような法律ができましたが、
直で荷主と付き合っていないと、まず無理ですね。
荷待ち時間の料金がもらえるようになれば、海コンの運送会社はビルが建てられ、
ドライバーもベンツ乗れるようになります。
軽貨物やっています。(ルート配送)
荷主のトラック自社便をなくし、軽1BOXで配達していますが、荷物が多い・時間指定に間に合わないなどの場合、となりの軽貨物ドライバーに渡します。
荷量と作業時間と配送距離が増えても均一料金です。
業務委託(黒ナンバー)なので、ガソリン代やオイル代や保険関係自分持ちです。
極端ですが、通常ルートより50㎞多く走ろうが作業時間が通常より3時間延びようが報酬はゼロ(0円)です。
荷主は2点(時間指定と決められた納品場所に荷物をおけばOK)だけしか考えておらず賃金の話をしてもどういう事ですか?の一点張りで話になりません。
今のルート配送をあがりたくても物価が上がり、請負金額も安く新人ドライバーも定着せず今日このごろです。
破壊こそ創造なり
色々問題だらけです、人は居ないし有給消化しろと会社は言うけれど月の公休消化すら出来てないのに半休消化で消すしかない状況です。さらに4時間で仕事を終わらせないといけないので、荷物の積み込む時間などはサービス残業になります。働き方改革も運送業からしたらただサービス残業が増えるだけでなんもメリットが感じません。人員数がまた減るので来年度は、またかなり厳しいです。
うちは平気で1日800km走ります
関西~九州は楽です
さすがに3日目は睡眠不足です
地場して長距離とか当たり前
そのうち事故で死人出るでしょう
去年は居眠りで大破くらいで済みました
小さい事故は月に五件とか当たり前、会社に貼り出されます
働き方改革で、大手がやらない仕事がまわってきます
多分、死者が出ないと変わらない
その前に辞めます
尊敬してはダメなんでしょうけど尊敬します。
コー◯広島業務センター
ここは皆嫌がります
コー◯系で唯一のセルフでフォークリフトで卸します
深夜の眠い時間
毎月、誰かが商品事故します
ラップは全部持って帰れと言われます
誰かいても手伝いなどしません
逆に邪魔者扱いです
しかも、偉そう(笑)常に上から目線
悔しいですよね。分かります。でもプライド持って走るしかないんですよね。総理大臣でもドライバーでも奥歯でストレス噛み締めながら生きてるんだと思って430でコーヒー飲んでます
いくら ここに書いても行政の奴らは
見てもいない現実… トラック協会等
天下りだらけで、希望もありません。
10年とはいわず、あと5年も経てば団塊の世代の長距離ドライバーもトラック降りて、ドライバー不足になるよ。そうなったら、景気悪くても運賃は下げ止まるはず。ドライバーが大事にされますように
自分の所は未だにブラック企業を誇らしく思っている会社です。改革的な事は何もせず、丼勘定的で有給を取りたかったら辞めたらと未だに言う会社ですね。
三十万円の罰金も怖くないんでしょう。
4時にほとんど配送終わり。あと1つ時間指定18時からが、一件のみ、150円のために2時間待機、時間は早くても遅くてもダメ、どうにかならんもんかなあ