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物流ニュース
南日本運輸倉庫 DENBAと業務提携
2020年7月31日
南日本運輸倉庫(大園圭一郎社長=写真左から3人目、東京都中野区)は7月16日、貯蔵物の鮮度保持の高い技術を有するDENBA(後藤錦隆社長=同2人目、同千代田区)と業務提携を締結、調印した。
DENBAは、電子微細振動により原子レベルで食品鮮度を高品質のまま保持する空間電位発生装置「DENBA+」という技術を保有。一方、南日本運輸倉庫は関東一円でチルド・フローズン食品の物流を展開し、両社が業務提携し「DENBA+システム」を活用することで、国内外に鮮度を維持したまま生鮮食品を届ける、新しい物流手法として「次世代コールドチェーン」を目指す。南日本運輸倉庫では「この手法で国産品の世界販路拡大が期待でき、生産者をも支援できる。素材を無駄にすることなくフードロスを解消し、積載効率向上に伴うCO2削減も実現する」と話す。
業務提携ではまず、昨年11月、栃木県に竣工した南日本運輸倉庫の佐野チルド・フローズン物流センターで「次世代コールドチェーン実証実験」を近日中に開始し、「食肉から果物まで様々な商品を対象に、最適な状態を分析し、『鮮度維持モデル』を確立する」と述べる。さらに「DENBAと合弁会社を設立し、生鮮食品のサプライチェーン・ソリューション・サービスの提供を開始する」と語る。
◎関連リンク→ 南日本運輸倉庫株式会社
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