-
物流ニュース
大和ハウス工業 マルチテナント型物流施設の事業計画を発表
2020年8月13日
大和ハウス工業は7月29日、同社が開発を進める大型物流施設、Dプロジェクトとして複数テナントを対象としたマルチテナント型(DPL)物流施設の事業計画を発表した。
今期4月以降の着工物件としてDPL通計49棟目となる掛川(静岡県)を始め、26棟を開発する。さらに来年度以降にも16棟の開発を計画しており、建築事業推進部営業統括部の手塚公英部長は「計画リストは100近くあるが今回は発表できるもののみ公表している。マルチ型と特定企業専用型は、開発面積で言うと、かつては3:7の比率で開発してきたが、現状は4:6とマルチ型が増えてきており、今期末には5:5となるだろう」と話す。
また、同部Dプロジェクト推進室の井上一樹室長は「現在の、2019年4月から2021年3月までの第6次中期経営計画はほぼ半分経過しているが、計画の進捗率はかなり高い状態。6月29日に投資額を3000億円増額することを発表したが、これは建物への増資」とし、「DPL開発で、地域のお役に立てるようにしたい」と述べ、「今後は首都圏以外の地域の物流適地を開発していく」と話した。
また、コロナ禍の環境下を考慮し「2020物流ロボット最新事例とマルチ型物流センターにおけるこれからの自動化戦略」をテーマにウェブセミナーを9月3日に実施することを発表。
同セミナーの講師はMUJINの滝野一征CEO、フレームワークスの秋葉淳一CEO、大和ハウス工業の浦川竜哉常務を予定。参加は無料で、参加申し込み締め切りは9月1日。
◎関連リンク→ 大和ハウス工業株式会社
関連記事
-
-
-
-
「物流ニュース」の 月別記事一覧
-
「物流ニュース」の新着記事
-
物流メルマガ