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物流ニュース
修復したくても・・・調整区域で許可下りず
2020年9月30日
千葉県の事業者は昨年、県内を襲った台風で大きな被害を受けた。本社事務所の屋根が飛ばされたのだ。
「30年以上いるが、その間これまでも幾度となく台風は来たが、こんなことは初めての経験だった」と驚きを隠せない。幸いにして、被害時は誰も事務所にいなかったため、けが人はでなかった。ただ、いまだ屋根の修復がままならず、今も仮に建てた事務所での営業が続いている。
被害後すぐに修理を進めようとしたが、できなかった。同社には修復したいができない理由がある。同社の事務所は、市街化調整区域内に建てられているため、容易に建築許可が下りないのだという。
同社社長によると、今年の春には許可が下りるとの見通しだったがダメで、秋になる可能性もあるのだという。
1年以上待たされることになる。台風で屋根が飛ばされなければ、まだまだ事務所として活用できたというだけに、同社長は、「とんだ災難だった」と振り返るが、「今まで経験したことのないような自然災害が全国各地で発生しているので、大丈夫だと高をくくらず、出来る限りの対策はしておかねばならない」と気を引き締めている。
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