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物流ニュース
佐川急便 ドローンによる複数拠点間輸送の実証実験
2020年11月13日
佐川急便は11月4日、3地方自治体(島根県邑智郡美郷町、香川県小豆郡土庄町、福井県丹生郡越前町)と共同で、今年度中にも離島・山間部でのドローンを活用した複数拠点間輸送の実証実験を開始すると発表した。
環境省の補助金執行団体である環境優良車普及機構 の「過疎地域等における無人航空機(ドローン)を活用した物流実用化事業」の公募に採択されたもので、山々が連なる美郷町での複数拠点間輸送を皮切りに、瀬戸内海に浮かぶ小豆島の土庄町ではドローンによる離島間の海上輸送、日本海に面した越前町では開発中の169MHz帯を活用したドローンにより、災害時を想定し、一般的な携帯電話のLTE通信回線が途絶した場合のドローン飛行の実証実験を行っていく。
ドローンの機材提供とオペレーション全般をイームズロボティクス、各地方自治体との協議会の運営などは空の駅協議会の全面協力を得て行う。佐川急便の各営業所から特定の配送拠点に荷物を輸送した後、ドローンを使って中継点(地域の公共施設)を経由し、終着点まで輸送する。操縦については同社の東京本社(東京都江東区)を拠点とし、遠隔地からの「目視外操縦」でドローンを飛行させるという。
◎関連リンク→ 佐川急便株式会社
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