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物流ニュース
【大不況の今こそ!わが社の社員教育(6)】勉強会を積極開催
2009年7月16日
豊商運(菊地邦雄社長、名古屋市千種区)は年間を通して社員研修会を開催し、社員のレベルアップと交通安全につなげている。 毎年2月は安全・品質勉強会、3月は省エネ走行勉強会・グループ活動報告会、4月は改善事例勉強会、5月は交通安全講習会と、年間スケジュールを組み、機会を捉えてコミュニケーションを図っている。
グループ(小集団)活動はほぼ毎月開き、行動目標を検証。業務に採り入れている。勉強会の様子はホームページで公開している。 安全・品質勉強会は外部から講師を招いて実施。社内の事故事例説明会、グループ活動発表会を交互に行う。グループ活動では危険予知トレーニングを採り入れている。
省エネ走行勉強会・グループ活動はメーカーから講師を招き、省エネ運転のコツを学ぶ。実車走行で測定し、2回の走行で実践的な省エネ技術を身につける。グループミーティング後は全員が清掃活動に加わり、環境美化活動を強化。
改善事例発表会では、実際に業務で取り組んでいる改善、効率化事例を発表している。毎年、8グループが代表して事例を報告。優れた取り組みには最優秀賞が贈られる。今年は作業内容、作業時間の見える化によって、時間とコストを大幅に削減した事例が表彰され、現在は横展開で効率化を推進した。
協力会社も含めた豊商運グループ安全大会では、毎回テーマを決めてグループ全体の研修会を開催。今年は高速道路走行時とフォークリフト運転での安全確保について学んだ。
菊地社長は同社が掲げる「決めたルールで安全品質確認」を強調。「安全は経営そのもの。ルールを守り防衛運転に徹してほしい」との基本方針に基づき、研修会を開催している。(戸嶋晶子記者)この記事へのコメント
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