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物流ニュース
【大不況の今こそ!わが社の社員教育(11)】妥協しない姿勢
2009年7月23日
「従業員の仕事ぶりには大いに満足している」と話す天真エンタープライズ(千葉市花見川区)の宮洞真社長。同社は「きれいなトラックを心がけること」をモットーに、ドライバーは自主的に洗車を行っている。
「デジタコの導入や定期的なミーティングはしているが、厳しい管理は行っていない」という。それでも、納得できる従業員がそろっているのは、そうなるような環境作りをしてきたからだ。
同社設立から宮洞社長自身もトラックに乗り、第一線で働いてきた。仕事に妥協しない社長の姿勢は、従業員に確実に伝わっている。それが新人にも伝わり、同社の環境が築かれてきたといえる。
とはいえ、厳しい労働環境に変わりはない。だからこそ、「事務所でバーベキューをやるなど、コミュニケーションをとるようにしている」と、アフターフォローも欠かさない。厳しさとやさしさのバランスをうまく取ることが、中小企業にとって従業員教育の大切な要素といえる。(高田直樹記者)この記事へのコメント
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