日本通運は7月27日、秋田市土崎港に新たな物流拠点「秋田中央ロジスティクスセンター」を竣工した。

　同センターは秋田臨海地区に位置し、秋田貨物駅から約10分、秋田空港へも約40分という物流結節点へのアクセスが良い好立地。敷地面積1万6878平方m、延床面積9347平方mの鉄筋鉄骨コンクリート造2階建て。定温倉庫と一般倉庫が完備されており、夏期は定温保管、冬期は一般保管など荷物の性質に応じて保管することができる。また、倉庫内に積み降ろしスペースを設けることで、降雨・降雪の影響を受けることなく安定した作業が可能。
　同社の共同配送システムを活用することで、秋田県内や東北各県への少量貨物の配送にも対応する。同社では、穀物や精密機械等の保管、食品・飲料などの共同配送や港湾業務の拠点としての運用を行なう予定としている。