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物流ニュース
オリンパスロジテックス ロボット倉庫など自動化設備を導入
2021年3月4日
オリンパス(竹内 康雄取締役代表執行役社長兼CEO)は1月29日、医療・科学関連製品をさらに迅速かつ安定供給できるようにするため、国内外への物流機能を担う子会社、オリンパスロジテックス(日野晴夫代表取締役社長、 神奈川県相模原市)に、ロボット倉庫などの自動化設備を導入し、1月から順次稼働を開始したと発表した。
同設備の導入により、医療分野のシングルユース製品や、科学分野の付属品など約3000種類におよぶ出荷製品のピッキング作業および、配送便仕分け作業を自動化することで、最大出荷能力を従来比約1.8倍に向上、業務工数も従来比約40%削減し、削減した工数を他業務に充て生産性の向上を目指すとしている。
この取り組みは、経営戦略の中で掲げた「業務改善と業績の向上」の実現に向け、企業変革プラン「Transform Olympus」として検討してきた、同社のサプライチェーンマネジメントの最適化に向けた物流の効率化の取り組みの一つ。同設備の導入をきっかけに、さらなる出荷作業効率の向上を実現し、新常態(ニューノーマル)でも、物流を止めることなく、多様化する顧客のニーズにスピーディーに対応し、製品を提供できるようにしていく。
同社が取り扱う製品は大小さまざまな医療・科学関連製品で、ロジテックス全体では、約8200種類にもおよぶ。特に医療現場に供給するシングルユース製品などにおいては、多品種・小ロット・短納期の対応が求められており、症例にあわせた治療機器の安定供給が必須となっている。
今回の設備導入では、出荷製品のピッキング作業および、配送便仕分け作業を自動化することで、1日の最大出荷能力を従来比約1.8倍に向上させることができる。また、コロナ禍でも、作業者の移動や作業者同士の接触を最小限に抑えることで、安全・安心な職場環境の実現にも寄与できるとしている。
◎関連リンク→ オリンパスロジテックス株式会社
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