-
物流ニュース
P&Gジャパン 自動倉庫を新設、日本最大級のパレット保管能力
2025年5月27日
P&Gジャパンは、ファブリック&ホームケア製品の生産拠点である高崎工場の専用倉庫として、群馬県藤岡市に日本最大級となる約5万2000パレットの保管能力を有する自動倉庫「高崎サプライ倉庫」を新設。4月1日から本格稼働を開始する。
同倉庫は、入荷から出荷準備までのすべてのプロセスを自動化。工場から運ばれてきた製品を自動で入荷できる「自動トラック荷役システム(ATLS)」により、従来は約30分かかっていた入荷作業を約3分に短縮。さらに、製品保管や出荷時の移動も有軌道無人搬送車(RGV)を通じて行われ、倉庫業務の大幅な効率化と省人化が実現している。
また、自動ゲートを導入し、事前に予約システムに登録した車両番号をゲートで照合することで、受付作業が不要に。ドライバーの乗り降りがなく、スムーズな入退場が可能になった。
さらに、同倉庫の新設を機に複数の倉庫を集約することで、工場からの直送率が向上。同倉庫のアクセスの良さから輸送も効率化され、トラックの走行距離が年間で約200万km削減。2024年問題への対応強化やCO2排出量削減にもつながるとしている。
◎関連リンク→ P&Gジャパン
関連記事
-
-
-
-
「物流ニュース」の 月別記事一覧
-
「物流ニュース」の新着記事
-
物流メルマガ