日本初となるダークストア（非顧客対応の宅配専用スーパー）専業のベンチャー企業ＯｎｉＧＯ（梅下直也社長、東京都渋谷区）が８月２５日、１０分で届く宅配スーパー「ＯｎｉＧＯ」１号店を東京都目黒区にオープンした。
「ＯｎｉＧＯ」とは、スーパーで一般的に売られているもの（酒類や薬類は免許取得次第販売）をモバイルで注文することができ、注文が完了して１０分後には自宅に商品が届くというサービスで、宅配料金は３００円（税込み）。

商品価格はリアル店舗とほぼ同じ設定で、専用アプリから注文を受け付け、同社の非顧客対応型店舗でピッカーが注文商品を梱包して、ライダーと呼ばれる配達員が電気自転車「VOTANI Q3」を使って店舗から半径１～２kmのカバーエリア内を１０分以内で配達する。

梅下社長は「小さな子供のいる主婦をメインターゲットに１号店を中心としてエリアで年内２５店舗、今後１年間で１００店舗の新規出店を行う」としている。

なお、同社の事業では配達がカギとなるため、ライダーズファーストを掲げており、ライダーが働きたいと思える仕事、誇りを持てる仕事、どこよりも稼げる仕組みを早急に実現するほか、ライダーの質を高めるために、安全運転はもちろんのこと、対応やサービス面での評価にも力を入れていく考えだ。

◎関連リンク→　ＯｎｉＧＯ株式会社