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物流ニュース
佐川急便 トラックから台車へ、京都で実証実験
2011年11月9日
佐川急便は10月13日、全ト協が執行団体となり、国からの助成金を活用して行う「低炭素型自動車交通推進事業」に採択されたことで、合同会社KICS(職務執行者=堀部素弘、京都市下京区)と協同で実証実験を行うと発表した。
京都市の都心商業地区で集配拠点を整備し、通常はトラックが集配するエリアで台車に切り替えることにより、省エネ化・低炭素化の実現を図るもの。現在、同エリアではトラック24台が稼働しているが、新たにサービスセンターを設置することで将来的には台車による集配に最大8割切り替えるのが目標。CO2排出削減効果は、昨年度に比べ約80%減を見込めるという。また、サービスセンターなどを設置することで「地域に密着した、きめ細かい対応で顧客満足度の向上にもつながる」としている。
実験の効果検証は11月10日から来年1月10日までの2か月間行われる。すでに1店舗目のサービスセンターを開設、業務を開始しており、今後、商業地区に順次開設していく。
◎関連リンク→ 佐川急便株式会社この記事へのコメント
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