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物流ニュース
ヤマツーナッジ 「強気の営業」を展開
2012年7月5日
梱包発送業務をメーンに食品や鉄鋼関係の輸送を手掛けるヤマツーナッジ(大阪府吹田市)の山田吉春社長は、「今年の営業方針は強気の営業」と強調する。
山田社長は、採算の合わない仕事を請け負っている業者が多いことを懸念して、自社を守るために強気の営業展開をするように社員に伝えている。「無理な運賃を提示して仕事を獲得しても、作業が雑になり品質が下がってしまう。無理であれば断るようにしている」と話す。
「車両の償却ができない仕事が増えてきている。運賃を下げるだけではなく、それ以外のことを提案しながら営業をしないといけない」と指摘する。そのために社員教育を徹底し、意識やレベルの向上を図っている。「〝強気の営業〟のためには、会社の強みや社員レベルが高くなくてはできない」と語る。
また、荷主には運賃が安ければいいという考えをなくしてもらうために、品質の重要性や運賃を提示するための資料を作成している。「運賃が安くなれば品質が下がり、安全輸送ができないことをしっかりと荷主に伝えていくことが大切」と話す。
「説明を理解してもらえる顧客とお付き合いをしていく。一度離れた顧客が戻ってくるケースもあるので、そのためにも仕事をしっかりとこなし、荷主にどれだけ貢献しているかを理解してもらえるようにしている」と話す。
◎関連リンク→ 株式会社ヤマツーナッジこの記事へのコメント
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