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物流ニュース
JMDシミズ 市街化調整区域を中心に土地を提供、中継地点での活用など提案
2023年5月31日
経営コンサルティングならびに不動産開発を手掛ける日本マネジメント開発研究所(通称JMDシミズ、清水三雄会長、後藤道生社長、京都市下京区)。同社は昭和41年の創業以来、独自のノウハウにより、大規模用地の注文開発を最も得意としており、市街化調整区域を中心に土地を探して提供しているという。
注文開発の流れについて清水会長は、「我々がまず、『売土地・貸土地情報依頼書』などをもとに、お客さんが必要とするエリアや立地や面積を聞き、それに見合う土地を探すという流れ」と説明。「希望されている地域に、すでにウチが開発している土地があればすぐに引き渡すことも可能」という。
同社が開発している土地はすべてインターから5キロ以内という好立地にあり、インターのすぐ横に位置しているものもある。開発している土地は分割もできる。現在は新たに京都府向日市の農地約5万坪と、京都市伏見区の農地約1万7000坪の開発に着手している。
「市街化調整区域は、普通の土地に比べて安いところを開発するので、安くお貸しできる」とメリットを挙げる清水会長。同社は、開発に際して様々な制約がかかる「農地」の開発に特化しており、長年培ったノウハウのもと、売りにくかった土地を開発可能な土地へと生まれ変わらせている。
さらに同社は昨年12月、不動産会社であるオープンハウス(東京都渋谷区)の子会社となった。「これから、大規模開発を一層やっていこうとなった。グループ化により、農家も安心して話を聞いてくれるようになった」と意図を話す。
「運送事業者はドライバー不足や2024年問題などにより事業改革が求められる中で、ぜひ我々の注文開発を利用して改革を進めていただきたい。時間の制約で、どこかでトラックの乗り継ぎも必要になると思われるが、九州から東京の便で考えると、彦根辺りで下りてドライバーを交代することでロスなく運行できる。そういう中継地点として利用されても良いのではないか。ぜひ、立地に関しては我々に相談していただければ」と清水会長。
さらに同社は航空機事業も手掛けており、「実際に現地に見に行く際には、私の操縦で、ヘリコプターで案内いたします」と笑顔で話す。
◎関連リンク→ 株式会社日本マネジメント開発研究所
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