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    石栄丸 安全教育に感謝の手紙、自らの命守る知識を

    2014年1月31日

     
     
     

     「しかく体験の車で、ぼくがトラックにのったとき先生が手をふっていたので見えたけど、もし手をふっていなかったらわからないので、歩くときは気をつけて横だん歩道をわたるようにしようと思います」(3年男子)、「荷受け体験では、しえんぶっしをとどけてきてくれるのは、トラックなんだぁと思いました」(4年女子)…。
     石栄丸(濱本勇社長、兵庫県南あわじ市)にこのほど、感謝の思いを綴った大量の手紙が届いた。兵ト協淡路支部の青年部会長だった一昨年3月、「トラックをグラウンドに持ち込む体験型は島内で初めて」(地元警察の関係者)となる交通安全教室を同市の西淡志知小で開いた。今春の総会で部会長は退いたが(現在は兵青協の副会長)、年度が変わっても火付け役として教室の開催には意欲的。同市の福良小で昨年7月に実施した教室でも先頭に立ち、児童らに「自分で自分を守る知識」の習得を促した。


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     大量の手紙は、教室に参加した福良小の全校児童260人から届いたもの。左折巻き込み実験や運転席からの死角体験に加え、「見て・触れる」ことで働く自動車を身近に感じてもらおうと運動場に13台の車両を持ち込んだ。また、大規模な自然災害が頻発している近年の淡路島の事情を踏まえ、児童が自らの手で支援物資の受け渡し作業に当たる緊急時の訓練なども実施した。
     「仕事で使っているままのトラックを持ち込むことで、よりトラックを身近に感じてもらいたいというのが一つ。その一方で営業ナンバーの車両が関係した交通事故は多く、運送業界が安全対策に必死に取り組んでいる現状と、自ら命を守る術を子供らに理解してほしい」と濱本氏。年明けの3月に3か所目の教室開催を予定しているが、その後も年2回のペースで事業を継続する方針。こうした同青年部会の活動に対して今秋、南あわじ市の交通対策協議会が功労賞を贈った。

     
     
     
     

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