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    JILS アジア諸国で人材育成

    2014年2月10日

     
     
     

     日本ロジスティクスシステム協会(西田厚聰会長)は1月14日、新年記者発表会を開いた。西田会長は今後の活動について、国際物流管理士の資格を持つ人材育成を、国内だけでなくアジアなど現地での育成も含めて進めていく意向を明らかにし、「アジア各国のロジスティクス団体との連携を強め、国際協力活動にも取り組んでいきたい」と話した。川合正矩副会長は「少子高齢化で国内市場の拡大は見込めない。アジア諸国は競争相手ではなく、連携相手である」と語った。
     施策のポイントとしては、グローバルサプライチェーンをICTなどの活用で物流面から効率化すること、日本発着貨物や国内輸送貨物の物流コストの低減などを進める。さらに官と民の役割として、官には「国際コンテナバルク戦略港湾政策の推進、港湾利用の効率化、国際海上コンテナ一貫輸送のための鉄道インフラの整備、空港の稼働率向上と発着枠の規制緩和など」を挙げた。民に対しては港湾荷役の効率性とサービス水準の向上、拠点空港における貨物ハブネットワークの構築、リードタイムの短縮や国際物流セキュリティなど円滑な貿易を阻害しない仕組みの構築などのほか、日本型の物流システムの海外展開の促進を求めた。


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     徳田雅人専務はJILSの取り組みについて、「『ロジスティクスコンセプト』で五つのロジスティクスのあるべき姿を示した。このコンセプトを中心に活動していく」と話した。
     新春講演会の講師はトヨタ自動車名誉会長の張富士夫氏で、「新春に思う~グローバル経営と人づくり~」をテーマに講演。賀詞交歓会には国交大臣官房物流審議官の加藤由紀夫氏や経産大臣官房審議官の佐々木良氏らも参加した。
    ◎関連リンク→ 公益社団法人日本ロジスティクスシステム協会

     
     
     
     

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