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物流ニュース
清水運輸 管理者人材に特化した求人サイト「ロジオファー」開発
2023年12月7日
総合物流を展開する清水運輸(清水英次社長、埼玉県志木市)は、管理者人材に特化して求職者と求人会社を結び付けるマッチングプラットフォーム「ロジオファー」を開発、この2月に公開した。
開発意図について清水社長は、「運送業界は、トラックドライバーも少ないが、その人たちを管理する配車スタッフや経営幹部の人材はもっと少ない。同業者に『幹部になるような人はいるか』と聞いても、いないと言われる。経営幹部になる人材がおらず、経営者の子どもなどが会社に入って来なければ、経営者は会社の存続をあきらめざるを得ないのが現状」という。
「中小事業者が1社で人材募集しても求職者の目には止まりにくいが、中小でも、より多くの運送会社が集まって求人情報を提供すれば、注目されるのではないかと考えた。ドライバーから管理者になりたいと思う人がいても、現在働いている会社では新たな管理者を求めていない場合もある」
「このプラットフォームは管理者になりたい人、挑戦したい人が〝応募〟するのではなく、〝登録〟しておけば、管理者人材を求める会社からスカウトをする。もちろん求職者側からの応募もできるが、相互オファーが可能な仕組みになっている」
「これは経験者だけを求める求人サイトではなく、管理者になりたいというチャレンジ精神をもった人を見つけ、採用して育てていくことを目指している。なので、現在、異業種業界で働いている人でも、管理職がまったく未経験の人でも、今すぐの転職希望ではない人でも、チャレンジ精神があれば、まずは登録だけでもしていただきたい。それには1社でも多くの、幹部人材に窮している運送会社の求人登録が不可欠」と話す。
◎関連リンク→ 清水運輸グループ
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