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    「多層化はなくならない」数えきれない孫請け

    2014年10月22日

     
     
     

     「多層化はなくならない」と話すのは、三重県内の運送事業者。「逆になくなれば、困る会社がたくさん出てくる。下請けで生活している小さな運送会社はたくさんある。孫請け以下の運送会社は数えきれないくらいあるが、その仕事をどうするのか」という。
     「直荷主しか持たないという運送会社はごく少数。机の上ではできるだろうけど、実際にはムリ。書面化も大騒ぎしたけど、何も変わっていない会社の方が多い」という同事業者。「規制を強化するところは強化すべきだが、行き過ぎた規制は混乱を生むだけ」とも指摘する。


     「多層化も孫請けぐらいまでにしたほうがいい」というのは、愛知県の運送事業者。「出した荷物を誰が運んでいるかわからないという状況はコワい。運送業界には責任感がないのか、という話につながりかねない」と警鐘をならす。
     「荷物を下請けに回したら、ぐるぐる回って、『この荷物運べないか』と帰ってきた。運賃が削られすぎて『これはムリ』というぐらいになっていた」と話すのは、三重県の運送事業者。「上前だけはねて下に流すのは簡単に利益が出るけど、実運送の会社が儲からないようでは、この業界も終わり」と苦笑する。

     
     
     
     

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