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    健康起因による事故 対策徹底できない事業者

    2014年12月8日

     
     
     

     「現状では、ドライバーに健康診断を受けさせて再検査が必要と診断された場合でも、簡単に仕事を休ませて病院に行かせられる余裕がない」と話すのは愛知県の運送事業者。
     同事業者では、ドライバーの多くが50代以上で、健康に不安を抱えている者も必然的に多くなってきている。健康起因の事故を防ぐためにも健康診断は重要だが、健診後に仕事を休ませることは難しい状況にあるという。
     「重大な疾患や病気が見つかったような場合以外は、人手が足りないこともあって、なかなか休ませることができない。健康面に関しては現状、ドライバー自身に自己管理をさせている」と話す。


     中部運輸局は、健康起因事故防止対策の基本的な考え方として「リスクが小さなうちに、できるだけ上流で摘み取る」としているが、人材不足が叫ばれる運送業界では、対策を取ることが経営上、困難である事業者は少なくない。人材不足を解消せずして、運送業界の安定した未来を築くことは難しいと言える。

     
     
     
     

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