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物流ニュース
コンプラ徹底による影響 健全経営めざすが・・・
2014年12月11日
「拘束時間にしても、あと1時間も走れば会社に着くという距離でも、16時間をきっちり守るために途中で睡眠しなければならない。あと1時間走って早く帰った方がドライバーも楽なのに…」と語るのは愛知県の運送事業者。
労働者や地域の安全を守るためのコンプライアンスの徹底だが、「一律に決められた法律をただ当てはめるだけでは、やっていくのが難しいという運送業界の現状がある」と話す。
また、「ドライバーによっては長く働いて、たくさん稼ぎたいという人も多いが、それによって事故が起きているというのも事実。その点はきっちりしなければならない。ただ、現状の運賃でドライバーに十分な給与を与えられているのかというと、苦しい事業者も多いのでは。物流を担うという社会的な役割も大きく、危険も伴うドライバーが、どうやったらもっと好条件で働けるのか。そこを考える必要がある」という。
「行政にはコンプライアンスの問題だけではなく、運送業界全体が健全な経営を行えるように動いて欲しい」と同事業者は話した。この記事へのコメント
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