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    道内の「塩害」 短期間代替えのメリット

    2015年4月10日

     
     
     

     道内トラック運送事業者特有の悩みの一つが「塩害」だ。冬季間、高速道路や幹線道路を中心に広く撒かれる塩化カルシウムなどの融雪剤の影響で、長期間使用した場合、トラックが傷みやすくなる。錆だらけだったり、車体の一部に穴が空いていたりするトラックを路上で見かけることは珍しくなく、札幌市東区の事業者は「昨年、10年前に買ったトラックのフレームが塩害でとうとう切れてしまったので廃車した」と話す。
     排ガス規制がないことに加え、「償却が終わってからが稼ぎどき」と考える事業者も多いことから、道内では首都圏などと比べ、トラックの代替えのペースが長くなりがちといえる。本州などから中古として流れてくるトラックを使用する場合も多く、10年以上使用される車両は珍しくない。そこで注意したいのが、中古車としての価値だ。


     中古トラックを扱う道内の事業者は「洗車や錆び取りをこまめに行っており、10年間乗っても程度のいいトラックを持つ会社もあるが、錆だらけ・車体がボロボロといったケースもかなりある。塩害でボロボロになった道内のトラックは中古市場での価値が著しく落ち、中には鉄屑としての価格しかない場合もある」と話す。
     塩害対策として同事業者が勧めるのが、「車両の傷みが少ない5〜6年ペースでの短期間での代替え」だ。「トラックを乗り潰すというのも一つの考えだが、中古車として販売できる価格を考えると、5〜6年の使用なら塩害の影響はほとんどない。このほか、燃費や整備にかかる総コストを計算してみれば、短期間での代替えの方が安く済むことが多い」とし、「もし、総コストが同じだったとしても、新しいトラックを常時そろえることができる短期間での代替えなら、社内のモチベーション向上という意味でも、社外に対するイメージ向上という面でもメリットが大きい。新しい車両を順次入れていくと『高くつく』というイメージがあるかもしれないが、一度長く使った場合との総コストを計算してもらえれば、決してそうではないことはわかる」と話している。

     
     
     
     
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