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    紀伊國屋書店と大日本印刷 新会社設立、物流システムを共有化

    2015年5月15日

     
     
     

     紀伊國屋書店と大日本印刷は4月1日付で、出版流通市場の活性化および新しいビジネスモデルの創出を目的として合弁会社「出版流通イノベーションジャパン」(東京都新宿区)を設立した。
     出版流通市場は、紙の書籍販売が縮小する厳しい状況が続いており、成長が期待される電子書籍でも、多くのプレイヤー間の競争は激化の一途をたどっている。この状況に対し、両社は広く出版流通市場の活性化および新しいビジネスモデルの創出を企画するため、合弁会社を設立。それぞれリアル書店とネット書店の〝ハイブリッド戦略〟を執る両社が互いのノウハウを共有し、日本の出版流通市場が抱える課題について調査・分析および施策の検討を行うとし、具体的には仕入れ・物流業務システムの共有化・合理化・効率化などに取り組むとしている。


    ◎関連リンク→ 株式会社紀伊國屋書店

     
     
     
     

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