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    欲のない運転者が増加 共働きで、仕事より休日優先

    2016年5月10日

     
     
     

     40歳、50歳代の運送事業経営者は口をそろえて、「最近の20歳、30歳代の労働者には欲がない」と話す。その理由について聞くと、どの経営者も「休みや家で過ごす時間を優先し、残業や休日出勤を拒むケースが多い」と話す。
     40歳、50歳代の経営者らが経験した時代は、運送会社で働いた理由について「走れば走った分だけ給与が増えた」と振り返るが、「今の若者は定時で上がりたがり、休日出勤はしない」と指摘。大阪府堺市の運送A社社長は「われわれの時代は法律が緩かったこともあるが、長距離も深夜配送も休日出勤も率先して行って、給与を他の人より多く持って帰りたいとの思いが強かった。しかし、最近のドライバーは定時での仕事で残業は1日2、3時間程度。30万円に届かない給料で満足している」と話す。同社の30歳代のドライバーに、もう少し給与を増やしたければ、仕事はある旨を告げても、「自宅に早く帰りたいとのことで残業を断られる。理由を聞くと、共働きで家事や子育てに協力しており、また、共働きであるためさほど無理して働かなくても生活ができると言うことだった。これも時代の流れなのか…」。


     同泉佐野市に本社を構えるB社でも、「ドライバーと面談を定期的に行っているが、最近の20〜40歳代のドライバーは共働きが当たり前で、自らが一生懸命に働いて家族を養うという強い思いは少ないようだ。当社の30歳のドライバーも給料は25万円程度でいいから、出来るだけ休日出勤はしたくないと告げられ、さらに土曜日も月2回は休みがほしいと言ってきた」という。
     このドライバーは、妻がパートで月12万円程度の収入があり、自らの賃金と合計すれば30万円後半になることから、十分生活ができ、子どもは保育所や託児所などで面倒を見てくれているので、特別、いま以上に給与を増やしたいと思わないとのこと。現在の勤務は朝6時半から出社して夕方4時、5時には帰宅するそうで、「仕事は決められたことはしっかりしてくれて問題はないものの、余分な残業は一切断られる。ドライバーの生活を考えて仕事の振り分けを行うのは大変だ」と打ち明ける。

     
     
     
     
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