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    すぐに辞めるドライバー「入り口のハードルを上げる」

    2016年8月2日

     
     
     

     労使トラブルが後を絶たない運送業界だが、社会保険労務士法人みつばち髙橋事務所(大阪府茨木市)の髙橋大生社長によると、最近のトラブルの傾向として、「せっかく雇ったのに出社日に来ない就職希望者や、すぐに辞めてしまうドライバーが増えている」という。
     「最悪なのは、制服や保険証も返しに来ず、トラックのカギも持ったまま去って行く者もいる」と髙橋氏。「それは入り口の問題。中小・零細企業は『今すぐ人が欲しい』『今日から働いて欲しい』というように、採用に時間をかけられないのが原因」と指摘する。
     しかし、急いで簡単な面接で採用すると、ドライバーは「軽いノリで働ける」「軽いノリで辞めることもできる」と判断してしまうという。「大手企業は一次、二次、役員、最終、そして採用など、念入りに面接を行って判断することができる。入り口で、自社にふさわしくない人をふるい落とす仕組みが必要だ。いったん採用すると、辞めさせるのは大変難しい」。


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     運送会社が可能な入り口のハードルを上げる取り組みとして、「運転記録証明書を用意してもらう。そして実際にトラックを運転してもらったり、リフトの操作をしてもらう」ことを挙げる。さらに「健康診断の結果を確認する。糖尿病や高血圧など持病が分かったら、事故を未然に防げるかも知れない」。また、「社長としては取り組みたいが、現場はなかなかやろうとしない。そういった『社内の温度差』を改善することも必要」とも話す。
     「採用専門サイトの開設も有効」と同氏。「自分が全く知らない会社で働くのってどうなのか。会社のことを知ってもらう上でホームページは良いツール。フェイスブックでの情報発信も効果的。新しく導入したトラックやドライバーの写真などを載せることでイメージアップにつながる」とし、面接のときに「当社のHPを見てきましたか?」と聞くことによって「本気度」の判断材料にもなるという。先輩社員の声や、面接官の写真などを掲載しておくと、親近感がわき、面接時に緊張がほぐれ、話がはずむとアドバイスする。
     求人票については、「シンプルな求人票だと悪い魚が釣れる。かといって、実態とかけ離れた内容を書くと『求人サギ』と批判される」と注意を促す。
    ◎関連リンク→ 社会保険労務士法人みつばち髙橋事務所

     
     
     
     
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