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物流ニュース
運賃値下げに憤る運送社長
2017年4月19日
地場輸送がメーンの大阪府の運送事業者は4年前から、約40年間取引をしている荷主と運賃交渉をしているという。
創業当時から取引しており、お互いにパートナーとして仕事に取り組むなかで、「運賃が徐々に下がり、燃料価格の高騰などで利益率が悪くなったため、交渉を始めた」と同事業者。しかし最近、「荷主から『今より低い運賃で営業に来ている同業者がいる』と言われた」という。
同社のドライバーは配送だけでなく、荷主先でも商品の仕分けや積み込み作業などにも協力し、全員で作業効率を考えながら取り組んできた。「ドライバーの頑張りもあって、今までノークレーム・無事故を貫いてきた」と同事業者。
「様々な提案をして、今まで必死に取り組んできたが、努力を全然理解してくれていないと気付いた。いまだ目の前の金額だけを見ている」と憤り、「荷主との信頼関係を構築してきたが、結局は低い運賃を求められる。これ以上、値下げしてくるのなら取引を辞めようと思っている」と話す。この記事へのコメント
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