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    甲西陸運 IT点呼キーパーで効率化、ポイントは「シンプルさ」

    2017年8月30日

     
     
     

     IT機器の活用で最適な輸送サービスを提供する企業が増える中、早くからIT化を推進し、業務の効率化に取り組んでいるのが甲西陸運(甲斐切稔社長、滋賀県湖南市)だ。近年では運行管理の負担軽減などを目的に、総合クラウド点呼システム「IT点呼キーパー」を導入。IT機器の活用で、安全対策に徹底した姿勢で取り組んでいる。同社運輸部運輸課の細川達課長(写真中央)、平井健二係長(同右)、岡本直士主任(同左)に、IT点呼導入後の社内の変化や、安全に対する考えなどについて話を聞いた。
     同社では、1965年に運送事業をスタートさせ、5年後の1970年には倉庫業も併せて開始した。現在では資材調達から製造、加工、保管、配送までを一元化する〝ワンストップビジネス〟として効率の高い総合物流業を目指して活動している。また認証取得については、2003年7月にISO9001、2006年には安全性優良事業所認定(Gマーク)、2009年9月にはISO14001を認証取得するなど、率先して時代の要請に応えてきた。さらに今年3月には本社新社屋と新物流センターが竣工し、さらなる事業展開が期待されている。
     IT点呼キーパーはドライブレコーダー、デジタルタコグラフの販売などを行う京滋ユアサ電機(京都市南区)の提案で検討し、導入。細川課長は「導入以前は点呼記録を全て手書きで行っていたが、アナログで管理するため余計な手間とコストがかかっていた。また、従来の点呼では運行管理者の負担が大きかった」と振り返る。さらに、「それまで運転免許証の有効期限は目視で確認していたが、一度に何人も点呼を行っていると、免許証の有効期限は見逃しがち。『IT点呼キーパー』なら、有効期限が近づけば自動でお知らせしてくれるので、うっかり見逃すというミスがない」と話し、IT点呼で時間の削減につながったという。


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     IT点呼の魅力について、「ドライバーの負担を減らせること」と「ドライバーの顔を見ながら点呼ができること」を挙げたのは平井係長。「ターミナルから本社に戻って点呼を受ける必要がなくなったので、ドライバーにとってはありがたい様子。表情や顔色がカメラ越しで確認できるので、電話では分かりづらかった体調の変化もすぐに分かる」。
     岡本主任は「一番のポイントは運用のシンプルさ。 管理者ももちろんだが、点呼を行うドライバーにも導入の意義や操作を理解してもらいやすいツールであることが重要だった。 またアルコールチェッカーなど、ハードの性能も重視した」と説明。
     品質と安全は、運送事業者だけでなく荷主も望むこと。安全について細川課長は、「IT点呼では対話での指導が実現し、点呼者が変わっても同じ質で点呼ができるので、社内の点呼の精度も上がった。安全の意識が確実に向上したのは良い影響」と話す。「点呼執行状況が一元化されたことで即座に情報を収集することが可能となり、適正な管理・指導ができるようになった。ドライバー不足といわれる中で、IT機器の導入による効率化を図り、負担を減らすことは重要。今後も安全を第一に、品質の向上に取り組んでいく」と、今後も品質と安全にこだわる姿勢は変わらない。
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     同社にIT点呼キーパーを提案した、京滋ユアサ電機システム事業部の田中崇史氏は「デジタコ・ドラレコに続き、安全のお手伝いができるIT点呼キーパーを導入していただいた。これからも管理者の方やドライバーの方にとって有効な提案ができたら」と話した。
    ◎関連リンク→ 甲西陸運株式会社

     
     
     
     
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