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物流ニュース
リープラインロジスティクス 偏光グラスを導入、運転時の疲労軽減
2017年8月11日
チャーター便や混載便を得意とするリープラインロジスティクス(澁谷吉人社長、大阪府泉佐野市)はこのほど、運転時の疲労軽減を目的として、偏光サングラスの導入を開始した。
本格導入にあたって今年4月、TALEX(大阪市東住吉区)から貸し出された偏光サングラスを装着し、約1か月間、通常業務でテスト使用。その効果を検証し、導入を決めた。希望するドライバーに会社が全額負担で提供する。
「本人が使用して、良いと思ってくれれば、会社として導入する価値はある。荷主からのクレームは今のところないが、ファッションではなく、安全の取り組みとして理解していただければ」と澁谷社長。自社ドライバーがサングラスを使用することに抵抗を感じる経営者は少なくないが、澁谷社長はかねて普通のレンズと偏光レンズの違いをよく理解しており、マイカーのときもトラックのときも運転のしやすさを体感していた。そしてタレックス製品の存在を知り、ドライバーの健康と安全を守るアイテムとして研究を進め、エビデンスも取っており、運送業界での普及に取り組む同社の姿勢に共感し、「ぜひ当社でも協力できることはないか」と、同社で実証検証を行うに至った。
ドライバー歴20年の松本貴志氏は「使い勝手がいい。長距離でかけっぱなしでも全然疲れない。10トン車に乗っているので、乗用車より照り返しが大きいが、長距離を運転していると、あるのとないのとでは疲労度が全然違う。もう手放せない」と高く評価する。
同社では現在、女性ドライバーの採用も積極的に進めており、澁谷社長は「サングラスも女性ドライバーも活用することで、『3K』とも言われる業界のイメージを変えていきたい」と意気込みを語る。
◎関連リンク→ 株式会社リープラインロジスティクスこの記事へのコメント
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