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    自動運転アルゴリズム検証プラットフォーム AI搭載で個別対応

    2018年6月5日

     
     
     

    人手不足対策として注目を集めている技術の一つに自動運転がある。しかし先般、アメリカで自動運転車の事故があったように、技術を不安視する声もある。トラック業界でも、導入の際は入念なテストとシミュレーションが重要となる。物流でも高速道路上の無人隊列走行や、無人自動運転サービスの実現などがロードマップに盛り込まれている。試験を行う上では、安全走行確認と共に、交通法規の順守も検討課題となるだろう。国交省発表では交通違反を原因とした死亡事故は全体の9割を超えており、事故防止の観点からも法令順守の確認は不可欠だ。今回は自動運転システムが交通法規を順守して走行するか検証できるプラットフォームを開発したキャッツ(中井章文社長、横浜市)に話を聞いた。同社はNTTデータおよびネクスティエレクトロニクスから資本参加を受けているソフトウェア開発支援ツール・システム開発企業だ。

    同社の「ZIPC Designer R&B」に自動運転アルゴリズム検証プラットフォームは搭載されている。ルールベース型のAIを搭載しており、様々な条件ごとに個別の対応、反応をするようになっている。同社は同製品を更に、ルールベースからモデルベース化して対応するようにしており、処理が煩雑化しないよう設定し、道交法のような煩雑で膨大なデータにも対応させることに成功している。

    キャッツの渡辺政彦副社長は「これから、ある程度の標準シーンを設定しておき、それから個別に特別なシーン設定をしていく予定」としている。またトラックについても「普通自動車以外のトラックであっても、設定を変えてシミュレートすることも可能。高速道路や雪道など個々の状況を再現することも可能で、トラック独自のルールを設けて検証することもできる」と話す。

    今後の展開を尋ねると同副社長は「トラック業界でも、業界のしかるべき団体の方々、ユーザーの皆様の事情に精通した方々に提供させていただくのが良いと考える」とし、「当社の技術を利用したテスト機関などがつくられ、自動運転システムの認証などが整備されるようになって業界へ貢献することができれば」と分析している。

    同副社長はまた、「自動運転を用いた事故が自賠責でも検討が進んでいる今、我々が提供しているような自動運転の検証技術があることを知っていただき、法令順守を確認することで、より安全に配慮した走行環境が必要になるのではないか。業界の方からのアプローチに期待したい」と話す。

    ◎関連リンク→ キャッツ株式会社

     
     
     
     
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