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物流ニュース
ウィンジョブ 物流に特化した運転者派遣、毎月3000のエントリー
2018年7月6日
深刻なドライバー不足にあえぐトラック運送業界で、働き盛りのトラックドライバーの派遣業を展開するウィンジョブ(鷹野雄太社長=写真左、東京都品川区)。鷹野社長は「エントリーされているトラックドライバーの平均年齢は30歳代」と話す。
同社は、一般貨物運送と人材派遣業を営むウィンコーポレーション(同千代田区)のグループ会社として設立。「顧客から〝車はあるのに人がいない。ドライバーが欲しい〟という声が増え、親会社の派遣部門を独立させたのが当社。そのため物流に特化したドライバーをそろえているのが特徴」と話す。また、「新規で毎月3000のエントリーがある。取扱品や荷主業種に合ったドライバーが派遣できる」とも。
物流業界で若手の獲得に苦労している昨今、多くの若手ドライバーを集められる理由について、「派遣の場合、労務時間管理は厳しくしている。時給制ではないが、ズルズルと勤務時間が延びれば、それだけ残業時間分を請求する。依頼主の物流会社もドライバーに残業させないように荷主に働きかけたり、ローテーションで工夫したりと頑張ってくれる」と述べる。
管理本部の植村謙一郎本部長(同右)は、最近の働き手は日払いを望む人も多いという。「クレディセゾンさんの給料前払いサービス『アドバンストペイ』を昨年12月に導入したら、新規の人の半分が利用するほど好評。働いた分の一定額を翌々日には受け取れるし、日々働いた分が受け取り可能額として増えていくので、働くモチベーションにもなるという」と説明する。
同社では、人の派遣だけでなく車と人をセットで提供する「運送契約」や人手も含めた倉庫運営、輸送関連まで丸ごと「業務委託」として請け負うこともある。鷹野社長は「物流会社を親とする会社ならではの仕事の融通性には自信がある。物流関連のお困りごとは何でもご相談いただきたい」と語る。
◎関連リンク→ 株式会社ウィンジョブ
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