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    女性雇用促進のポイント 具体的な求人内容が重要

    2018年7月26日

     
     
     

    運送業界でも女性雇用促進が叫ばれて久しいが、ドライバーの女性就業比率は2.5%しかないのが現状だ。

    どの年代の女性をターゲットに求人を出すかで、その内容は変わってくるが、統計局の労働力調査によると、非労働力人口で最も就職希望者が多い年齢階級は35歳から44歳との結果が出ている。この年齢階級は結婚・出産を経て、子育てと仕事の両立が可能になってくる時期と思われる。では、子育て中の女性が応募しやすい求人とは、どういった条件なのか。ハローワーク福岡中央の業務第四次長を務める西原香代子氏に話を聞いた。

    「育児中の女性にとって、重要な条件は3つ。勤務時間・休日・育児に対する職場の理解」

    最も重視する条件は勤務時間だ。求職者が希望する理想的勤務時間は午前10時から午後4時。少し幅を持たせたとしても午前9時から午後5時が限界だ。これは子供の迎えの時間という、本人にはどうしようもない事情による制限である。

    「最優先が時間ですから、たとえ少し給料が下がったとしても、午後5時に退社できる仕事を選ぶでしょう」と同次長は話す。ただし、子供の年齢が上がれば、それに伴って勤務時間も融通がきくようになる。求職者としても育児と仕事の両立が可能な職場環境であれば、長く働きたいと思うのは当然だ。長期に渡る就業が望めるのであれば、将来的に勤務時間を延ばすことを、企業側も考慮できる。

    次にポイントとなるのが、幼稚園や小学校が休みとなる土日祝の休みが確保できるかどうか。これに関しては、家族構成や実家が近いかなどで融通がきく条件として指摘される。

    「育児に対する職場の理解とは、子供に何かあった時に遅刻・早退や欠勤が可能かどうか、ということ」

    同次長は、さらに「何かあった時と言うと、企業側が構えてしまうことがあるが、平均して年に数回程度なので、一般の就業者が風邪で休むのと、そう変わりはない。必要以上に気を使って欲しいということではない」と述べる。

    利用人数などに制限はあるが、「病児保育」を行う施設もあるため、子供が病気になったとしても、そうした施設を利用することで勤務は可能だ。しっかりと働きたいという意思を持つ人は、育児と仕事の両立のために取るべき手段を講じている。面接で、万が一の際の対応策を確認することで、仕事への姿勢が判断できるだろう。

    「午前9時から午後5時勤務、土日祝休み、職場の理解。この3条件が安定しているかどうか。そして、勤務時間中の仕事が、より明確にイメージできるよう具体的な求人内容を記載することが重要。育児との両立ができるかどうか、リアルにイメージできる内容でなければ、検討すらされない」と同次長。企業側が良かれと思って記載する「応相談」は絶対にダメだと断言する。

    生活と仕事を具体的にイメージできる求人内容の作成が、女性雇用を拡大するポイントとなる。

     
     
     
     
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