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物流ニュース
国交省 晴海埠頭で青少年の関心深めるイベント「海と日本プロジェクト」
2018年7月17日
国交省は7月16日、総合海洋政策本部および日本財団と共に「海と日本プロジェクト」として、東京・晴海埠頭で「海の日」行事を開催。これは次世代を担う青少年の理解と関心を深めるためのイベントで、関係省庁や自治体、関係団体などの協働で2015年から実施している。
海の船一斉公開や海洋セミナーなど多彩なプログラムが行われた。中でも「海の船一斉公開」では、普段は見学できない自動車運搬船(ベルーガ・エース)、海上保安庁巡視船(ぶこう)、深海潜水調査船支援母船(よこすか)と有人潜水調査船(しんかい6500)、元南極観測船(しらせ)などの船内見学が人気で、親子での申し込み当選者に限定した商船三井の自動車運搬船の見学者らは、記念撮影や自動車の積み込み実技見学を楽しんだ。
ベルーガ・エース号は今年3月に竣工したばかりで、全長約200m・最大幅約32m・高さ約47m。14層のデッキは高低調整が可能で、最大車6800台を積み込み、世界を運航する。この大きな船を動かすのは26人の乗組員と聞き、子供らは説明する航海士に多くの質問をした。商船三井では船内見学のほか、客船ターミナルでペーパークラフト・コーナーも設置、来場者らを楽しませた。このほか、海洋冒険家の白石康次郎氏の講演や海上保安庁音楽隊の演奏なども行われた。
20日には、東京海洋大学越中島会館で海洋基本法施行10周年記念シンポジウムも開かれた。
◎関連リンク→ 国土交通省
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