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    ロジオス 車木潤一社長 「物流版ODMで勝機」

    2018年9月28日

     
     
     

    2006年の設立以来、大手エレクトロニクスメーカーの物流を担い、現在は三井倉庫グループの一員として、物流オペレーションを全国で展開するロジスティックスオペレーションサービス(略称ロジオス、東京都品川区)で代表取締役を務める車木潤一社長。1982年にソニー倉庫(後のソニーロジスティックス)入社以来、30年以上に渡って物流の第一線に携わってきた。

    ソニーロジスティックス時代は、シンガポール、タイ、北米など海外で多くの経験を積んだ。特にタイ赴任時代は思い出深いようで、90年代のタイ国内は物流インフラが未発達だったことで、最大手の物流会社でさえ、幹線と路線の区別もない環境だった。同社長は国内3か所にハブとなる拠点を設置。大型トラックの幹線輸送で各拠点をつなぎ、拠点に小型のトラックを配置し、効率的な物流を作り上げた。国内物流の仕組みを変える画期的な取り組みだった。

    「ロジオスの強みは、長年のメーカー物流で得た経験の蓄積」と同社長は強調する。メーカー系物流で得た知見を利用し、サービスを展開することが差別化になる。「ロジオスはオペレーション会社。オペレーションを突き詰めなければならない」と続ける。その上で、成長戦略の柱となるのが「物流オペレーションのODM」という考えだ。現在の物流業界における重要な課題の一つに人材確保がある。人材不足により、オペレーション機能が低下している企業も少なくない。そこに勝機がある。同社では、人材の確保・定着に特に力を注いでいる。海外からの実習生の受け入れや日本で学んでいる外国人の採用、有期から無期雇用社員への登用など、新たな人材の発掘を進めている。離職率を下げることも大きな戦略のひとつだ。

    同社では、他社媒体を通さずに、自社で人材を確保する手段の構築、教育プログラムの策定・充実をはかり、人材のミスマッチを減らしている。サービス展開する地域を絞ることで効率化をはかる。戦略上の重要な地域として関東・中部・九州をかかげる。

    省人化や効率化の手段として、RFIDや自動搬送など、新技術への投資や導入についても積極的だ。一方で、完全な全自動化については懐疑的である。「全自動化した倉庫は長続きしない。時代やオペレーション内容が変化すれば、短期間で陳腐化してしまう」とし、人と自動化を組み合わせることでフレキシブルに対応できるシステムをつくる。

    「自分で色をもっているとは思わない。トップダウンよりも議論をしていくタイプ。皆さんにロジオスという会社の色に染めてほしい」と同社長。今後については、「営利を追求しながら社員に還元していく。明るくて楽しい会社にしていきたい」と語る。

    ◎関連リンク→ ロジスティックスオペレーションサービス株式会社

     
     
     
     
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