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物流ニュース
バルーン 物流の仕組みづくり進める、サービス拡大へ
2018年10月1日
讃岐釜揚げうどん 「丸亀製麺」をはじめ飲食店1569店舗(18年6月末日現在)を世界各地で展開するトリドールホールディングス(粟田貴也社長、兵庫県神戸市)。
同グループ会社のバルーン(志水祐介社長、東京都品川区)が17年2月に立ち上げた食材ECサイト「BallooMe(バルーミー)」では、集客商材とリピート向け商材の2種類を持って、販売に力を入れている。
リピーターの増加にともない、累計で2万食を販売。リピーターの多くが、月1回のペースで同じ商品を購入してくれており、その数も増加傾向にある。
志水社長は「荷量の増加にともなって、集客商材とリピート向け商材のそれぞれで、物流の仕組みづくりを進めている」とし、「リピート向け商材は、受発注のシステムを自前でつくって、一元管理できるようにした」として効率化を進めている。
一方、「取り扱い量が増えてきた集客商材は、グループシナジーを生かし年明けから、SONOKO(出口知史社長、同中央区)の物流拠点とシステムを使う検討を進めている」という。
「美白の女王」で知られた鈴木その子氏が創業したSONOKOは化粧品のほか、健康食品の販売も行っているため、3温帯での物流が整備されており、配送業者も高級健康食品を扱っているので配送品質のレベルも高い。
同社は今後、早い段階で取り扱っているナショナルブランドのPB化を進めていく考えで、「まずは、SONOKOの物流拠点を使って、サービスの拡大を目指していく」と志水社長。
同社では現在、より多くのリピーターを獲得するため、通販ユーザーが多く住むエリアに通販商材を販売するカフェを出店し、購入者の声を商材に反映するなど、利用者側にたったコンテンツの磨き上げに注力している。
◎関連リンク→ 株式会社バルーン
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