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物流ニュース
ビール4社 東北でPパレ共同回収開始、業務負担が軽減
2018年10月10日
サッポロビール、サントリービール、アサヒビール、キリンビールの4社は10月9日、ドライバー不足などを背景に、パレット回収の物流合理化による環境負荷低減とメーカー・得意先双方の業務負担軽減を目的として、11月から東北6県でビールパレット(Pパレ)の共同回収の先行展開を開始すると発表。
Pパレは、業界統一規格として1992年から酒類飲料業界で共同利用しているもの。2013年にPパレ共同使用会の一般社団法人化を契機として、伝票の統一、共通受払システムの導入といったPパレ管理業務の標準化が進んでいるが、得意先からの回収については各社が個別に実施していた。
今回先行展開する共同回収では、回収先は、複数社と取引があり、年間でPパレ共同使用会加盟社合計の回収枚数が1万枚以上の得意先を対象とし、Pパレ回収をビール4社で分担(回収代表社を選定)し、得意先ごとに回収代表社1社が、ビール4社分のPパレを回収する。代表社がビール4社分を合算して、得意先と回収管理をおこなう。さらに、ビール4社のグループである各飲料会社4社分のPパレも回収対象に含む。
今回の先行展開の効果検証に基づき、ビール4社による実施エリアの拡大、Pパレ共同使用会全体への展開の拡大を目指す。
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