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物流ニュース
人不足で対応にも限界 傭車得られず
2019年7月18日
ドライバー不足から、高齢ドライバーを採用する運送会社も多いが、健康面や運転に対しての適合性低下などによる事故も起きている。こんな中で他社への車両シフトを考えているものの、傭車が全く見つからない状況が運送会社各社では続いている。
大阪府泉佐野市の冷凍車による食品輸送を展開する運送A社では「専属傭車やスポット傭車の依頼を受けるが、自社のトラックにも全く余裕がなく、全て断っている」と話す。
同東大阪市で他社から専属傭車を得ていた運送B社では「これまで他社から十台を超える専属傭車が存在したものの、現在ではドライバー不足のために十台以下まで減車され、当社でも人材確保が出来ず、輸送依頼を断っている状況」と語った。
冷凍車の専属傭車を求める同堺市の運送C社では「数台の専属傭車が存在するが、これからの時期、この台数では対応できない。スポットでの傭車は存在するが、専属傭車の提供はなかなか得られない。今後も地道に協力してもらえる傭車を求めていきたい」と話した。
庸車を求められるところ、求めるところともに、自社だけでは対応にも限界があるため、今後はますます車両不足は深刻化しそうだ。
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