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物流ニュース
ナスタ 「配達員側の配送ストレス」追加結果を発表
2019年7月13日
ナスタ(笹川順平社長、東京都)は、昨年実施した「宅配クライシス解決プロジェクト」に関する追加結果を発表。
同プロジェクトは福岡市が主催する「実証実験フルサポート事業」に参画して行われたものであり、同市在住の戸建て住宅1000世帯を対象に宅配ボックス「スマポ」を無償提供、アンケート調査を実施した。
今回追加で発表されたのは、配達員側の「配送ストレス」に関するアンケート結果。日本郵便(横山邦男社長、東京都)の協力のもと、市内の郵便局に在籍する約400人の配達員へ行ったアンケート調査である。
これによると、過半数の配達員が「再配達は2回以上続くとつらい」と回答。平均回答でも2.04回という結果が出た。
また、宅配ボックス設置後は、配送ストレスに関する6項目すべてでストレスが軽減した。中でも「荷物の受け渡し時に警戒された」と「時間指定の枠から数分(1~5分程度)遅れた際、申告を受けた」という2項目については特にストレスの軽減が見られた。
これからの宅配ボックスに期待するポイントとしては、ゴルフバッグや家具など比較的大きなサイズの商品を入れられるよう「大型化」することと、「食品・食材」の受け取りという回答が多く、郵便局の配達員ならではの「書留」という回答も多数寄せられた。
利用者同様、配達員へのアンケートでも、約9割が宅配ボックスを利用してほしいと回答した。
◎関連リンク→ 株式会社ナスタ
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